バランス修正

回転体の振動・不釣合い
(アンバランス)で
お困りではありませんか?
不釣合いの発生原因とは?
・形状が非対称 ・加工誤差 ・組付け誤差
・フランジのネジ質量が不統一 ・材質が不均一の時(特に鋳物)
・歪みによる変形 ・回転遠心力による変形など。

50g から 5t までの回転体のバランス測定・修正します

★動バランス(単面・2面)修正のメリット

◆振動・騒音が減少します
◆軸受寿命が延びます
◆機械加工精度が向上します
◆動力ロスを減少させます

(1) 釣合い試験機(据置形)

724S以外の横型は継手駆動とベルト駆動です。

●ベルト駆動・・・ベルトのみで回転体を回します。カップリングの取付誤差が無いので、高い精度で測定できます。

●継手駆動・・・・確実なトルクの伝達ができるので、大型ローターや、風損が大きいロータに適しています。

駆動方式 型式名 ロータ質量
(kg)
最大径
(φmm)
軸受間隔
(mm)
ロータ軸径
(φmm)
回転速度
(min-1)
最大感度
(g・mm)
ベルト AH-112G 0.05~1.0 100 20~100 2~14 2,000~5,000 0.05μ
FH-214G 0.07~14 400 800最大 5~40 900~3,600 0.3
FH-217G 0.07~14 400 800最大 5~40 900~3,600 0.3
FH-414G 1~140 800 1,300最大 15~120 600~3,000 1
FH-414GS 1~140 800 1,300最大 15~120 600~3,000 1
継手/ベルト FH-624S 10~1,400 1,600 2,300最大 20~250 400~2,000 5
FH-624S 10~1,400 1,600 2,300最大 20~250 400~2,000 5
継手 FH-724S 50~5,000 3,000 6,000最大 50~300 200~600 12.5
アダプター FV-314BT 1~30 400 750 20

 

(2) 釣合い試験機(フィールドバランサ)

測定可能な回転速度(min-1) 振動数(Hz) 最大感度(μm)
DEP-G 420~60,000※ 10~1,000※ 0.01

※ピックアップにより異なる

◆出張による現地での不釣り合いバランス測定(屋外・屋内問わず)を致します。

◆回転体を機械に組込んだ状態でバランス測定ができます。


屋外測定例

タービン、ブロア、ポンプ、高速スピンドル、電気機械などの回転機器は、その設置時や保守点検後の試運転時に思わぬ振動問題に直面してしまう場合がよくあります。
これらは、回転体単独の場合もありますが、システム全体の機械振動の原因も考えられます。
このような機械振動でお困りの場合、フィールドバランスでアンバランスの測定・修正を行うことにより、解決への道が開けます。